ミレニアル世代の代表的な存在であるFacebook社CEOのマークザッカーバーグ氏は、あれだけの資産を持ちながらもいまだに質素な家に住み、徒歩で通勤し、資産はほぼ全て寄付している事で有名です。「世界の人々をひとつにつなげ、次の世代を担うすべての子どもたちのために、人間の可能性を拡大し平等を推進する」という目標をかかげ実際に莫大な額の投資も行なっています。そんな彼が象徴するように、生まれた時から既にモノに溢れた世界で育った彼らは、「出世、お金、ステイタス」などがモチベーションにはなりにくい世代だといわれています。仕事に対してこれまでと比べて大きく異なる見方をしているこのミレニアル世代が、今後激動の一途をたどるビジネス界において大きな割合を占めていくことになります。
では、ミレニアル世代の彼らはどんなモチベーションを元に動いているのでしょうか?
1.自分が良好だと感じる事が出来る人間関係SNSネイティブのミレニアル世代な彼らは、自己成長の側に必ずSNSが存在しました。自分と気が合う大好きな人達と四六時中 “ つながる ” 事ができた彼らは、仕事においてもそれを望む傾向があるのかもしれません。自分の居心地が良いコミュニティを自分で選び、共にいることを好むミレニアル世代の彼らにとって良好な人間関係は大きなモチベーションの元といえるでしょう。会社の人間関係が自分にとってこのましくない場合は、グループLINEをそっと退席するように、会社からも去る傾向があるのかも、、、、、。
2.自分にとって働く意味合いが明確であること画一的な働き方しかできなかった20世紀とは違い、ITの力で個別最適な労働が出来る環境となった21世紀。そんな時代に生まれ育ったミレニアル世代の彼らは「自分にとっての働く意味合い」を大切にします。自分のやっている仕事が、大きな文脈の中で誰かのために、何かのために貢献出来ているのかどうか?この実感が彼らのモチベーションになっているのです。
3. 夢中になって没頭出来ている状態そんなミレニアル世代は働くことに消極的なのでしょうか?そんな事は決してありません。欲しいモノはなんでも溢れているこの時代は「なかった時代」とは違い、働き方、生き方を改めて問われる難しい時代です。「何が楽しいのか?」「何をやりたいのか?」自分ではない他人からの提案でなく、すべて自分で決めていかなければいけない時代なのです。20世紀型の固定された達成目標ではなく、自分の好きな事をみつけ、夢中になり、意味合いのある仕事を行い、人生を楽しむ。そういう生き方がミレニアル世代である彼らのモチベーションになるのです。
SUSTINA編集部
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