ミレニアル世代という言葉はすでに聞き慣れた人も多いでしょう。しかしジェネレーションXやゼニアル世代の人たちはご存知でしょうか?世代によって生まれ育った環境や流行も変わると同時に人々の特性も変わってくるようです。今回は年代別にどのような価値観や特徴の持ち主なのか一緒に紐解いていきましょう。
ジェネレーションXとは?
ジェネレーションX (Gen X) は1965年から1979年生まれ、38~52歳の人たちにあたります。生まれた時期はテレビの爆発的な普及により情報源は主にテレビ。バブルの崩壊による経済の右肩下がりや冷戦期を経験しているからこそ政治や社会に対して冷めている傾向があるとも言われているのです。
そんなジェネレーションXはどんな人?
この世代の特徴をまとめるとこんな感じ:
- 効率性を追い求める傾向が強い
- 消費生活があたりまえ→欲しいものは買っておく!
- 仕事と私生活のバランスを重視
- 行動力のある人
- 高学歴な人が多く、学業を優先してきた
- MTVジェネレーションとも言われており、音楽には深い関心がある
- シニカルな性格の人が多く、ネガティブに物事をとらえてしまう
仕事やステータスも重要だが、やはり家族や友達と過ごす時間も大事にする人が多いようです。そしてミレニアル世代とジェネレーションXの大きな差はインターネットの活用法です。一例をあげるとジェネレーションXは会話ツールとしてメールを選ぶのに比べ、ミレニアル世代はLINEやSNSを使う人が多いのです。このような違いによってジェネレーションギャップというものも感じる人は少なくはありません。
ミレニアル世代とは?
ミレニアル世代は1980年代から1990年代のことをさし、分かりやすくいうとデジタルネイティブの人たちだといわれています。消費社会で生まれ育った彼らはモノを買うことがすべてではないと感じているため、経験や自分の趣味に投資していることが多く見られます。更に情報源は主にネット上であるため、スマホは肌身離さず持ち歩いているのです。
ミレニアル世代の特性は?
そんなミレニアル世代の特徴は以下の通り:
- 自己中心的
- 怠け者であるため楽かつ時間が短縮されるものを選びがち
- デジタルネイティブ
- 「YOLO(you only live once) =人生は一度きり」をモットーに生きている
- 周りの目を気にする(SNSによってそれが当たり前に)
- モノよりコト重視、経験が価値となる
- キャリアよりもライフスタイル重視
- ポジティブ思考な人が多く前向きに物事を考える
ミレニアル世代が育った環境はインターネットやスマホが普及されていた時代。そのため利便さと効率性が高いのは当たり前なのです。更に人種、性別問わずみんな平等であるべきという考えが小さいころから植え付けられているため「自分にも権利がある」と思うのはもちろん、自分中心に仕事や私生活を送ることが多いのです。
ゼニアル世代とは?
ゼニアル世代って何?と思った方もいるのではないでしょうか?最近注目を浴びているゼニアル世代。彼らは1977年から1985年に生まれたジェネレーションXとミレニアル世代の狭間にいる人たちなのです。どちらの世代にもしっくりこないという人はもしかしたらゼニアル世代なのかもしれません。ゼニアル世代は両方の世代の特性も持ちつつ、自分なりにバランスの良い生活を生み出しているようです。。
じゃあそんなゼニアル世代ってGenXとミレニアル世代とはどう違うのでしょうか?一緒にゼニアル世代の特徴を見ていきましょう。
- 常に変化に対応してきたため、柔軟性がある
- 10代はアナログだけど20代でデジタルライフにスムーズに移行
- SNSは使いこなすが頼っているわけではない
- 安定すると逆に不安
- 前向きだが心配性ではある
- 上司の指示は理解するが、従うかは自分で決める
- 現実主義者ではあるが、ポジティブで前向きに物事をとらえる人が多い
いわば「ミレニアルの大人版」とも言われています。上記のようにミレニアル世代とジェネレーションXの特性両方を兼ね備えているため、両者に合わせられるのです。そのためこの2世代を繋ぐ架け橋ともいわれているのです。
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