なぜ人は壊れたモノを残しておきたくなるのか

お部屋の隅やたんすの奥深くにしまわれているガラクタ。使われていないモノで溢れていますが、その中でも故障しているから使わないものも含まれているはずです。壊れているから使えないを理由とし保管している人は多いのでは?しかし本当にその壊れているものはあなたにとって必要なのでしょうか。壊れていてもつい残してしまう心の声を解き明かし、本当に必要とするモノなのか判断してみましょう。

手放すタイミングを逃しているアイテムたち
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まずあなたの家にあるかもしれない壊れたものを探して見ましょう。使う機会が減った分、気づかずに保管しているという人も実は多いのです。

  • 金具が壊れたアクセサリー
  • ボタンが外れた洋服、シミや破れがある洋服
  • 欠けている食器
  • 片方しかない靴下
  • フタが揃わない食品保存容器(タッパ、瓶など)
  • 故障した電化製品

このようなモノが家にあるのではないでしょうか?もう1度身の回りを見直し確認してみましょう。

【壊れても残しておく3つの考え】

1.替えが簡単に手に入る
Replacement
壊れてしまったアイテムをなぜか保管してしまう最大の理由は「修理」ではなく「買い換え」を選ぶからなのです。考えてみてください。普段よく使う雑貨や日常用品が壊れてしまった場合、そのままにしておきますか?ほとんどの人はそのアイテムを買い換えるでしょう。高価なもの、1つしかないものは修理に出すケースが多いですが、すぐ手に入るモノが壊れてしまった場合新品を買う方が効率が良いはずなのです。食と同じように、モノにも期限があるのです。壊れたものは期限がきれたものと認識して、置いておくのではなく手放すよう心がけましょう。

2.もったいないと思ってしまう
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まだ使えるかもと思ってしまうからこそ残しているモノ。しかし普段使いできないものは家の中ではガラクタにすぎないのです。何故なら故障しているものは中途半端だからです。使えるポテンシャルはありますが、そのポテンシャルを引き出すのは持ち主、すなわちあなた自身だからです。1ヶ月以上故障したまま保管しているモノがある場合はそのポテンシャルを引き出す必要性が無かったと考え、処分することが良いでしょう。

3.直せば使うだろうと思ってしまう
sewing.jpg壊れていることは知っているにも関わらず保管しているということは自主的に残しているモノになりますよね。これの多くの場合は今は使っていないけど、直せばきっと使うという思い込みに陥っているからなのです。果たしてここまでして残しているモノはあなたにとって本当に必要なのでしょうか?私たちがモノに対して「失いたくない」と思う感情だけで行動をしているかもしれません。特に普段使いしていたものは尚更手放したくない感情が芽生えます。しかし処分すること=失うという思考が全てに当てはまるわけではないのです。モノを処分をすることで得られるメリットもあるからです。詳しくはこちら

壊れたものを手放す!お別れ時の基準

  • 修理する期限を決める
    3ヶ月を基準に捨てることを勧めます。3ヶ月以上手に取らないモノであれば、今後も必要と感じる機会が訪れるのは少ないはずです。
  • 「いつか使う」を考えない
    今後の使うかもしれないから保管する人が大多数を占めています。しかし「いつか使う」という考えではなく「いつまで直す」という考えに切り替えるといいでしょう。これで直す手間を掛けれないモノであるか見極めがつくため行動に移せるはずです。

皆さんも家のガラクタの中には壊れたものがあるのではないでしょうか?スッキリ壊れたものを処理することで今後の断捨離も上手くいくはずです。ここで大事なのはキッチリと保管する期限を決めることです。この掟を守ることでモノに囚われず、気楽にお別れをすることができるでしょう。

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SUSTINA編集部
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